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私たちの仲間

このコーナーでは、ハートピアグループの運営について、日頃お世話になっている方々にスポットを当てて、その活動やご支援の内容、想いなどをご紹介してまいります。

雨谷朋博さん

ケアする人たちをケアする環境づくり。人として人にこだわる支援を。

略歴

あいおい損保系列の保険代理店を営み、長く施設の損害賠償保険をご担当。介護事故対応、リスクマネジメントに対する助言などでグループ施設と関わっていただいています。また、各施設の運営について関心をもって働きかけをしていただいています。

どのようなお立場でハートピアグループをサポートしていらっしゃるのですか。

保険代理店を22年以上やっており、各施設の損害賠償保険などを担当させていただいています。例えば、万が一、利用者様がお怪我をされてしまったというようなときに、各施設にお邪魔させていただいて、保険等の対応をさせていただいています。22年間、損害賠償やリスクマネジメントに関わってきた知識をもとに助言をさせていただいくという形で各施設に関わらせてもらっています。
私が扱っているのは全国的にも介護関係に強い保険会社でして、そういう面でも様々な情報提供ができていると思っています。私は実際に介護そのものに関わったことはありませんが、法務的にはどう考えるかといった部分でお話させていただいているのです。

保険の専門家として心がけていることは。

リスクに関する考え方というのは、なかなか一般の人には難しいところがあります。
私はそういう仕事をしてきているから「こうしたことが起こり得る」と予測して考えることができますが、そういうことはたくさん経験しないと難しいのです。特に介護系のお仕事では、そうした問題が起きることは多くはないと思うので、リスクについて予測するのは大変なのです。何かが起きたときに保険でどうするというよりも、起こさないためにリスクを予測して助言を差し上げます。確かに保険は大事ですが、実際には使わないでいられたほうがいいものですから。

ハートピアグループに関わり、感じることは何ですか。

私が各施設を回りながら感じているのは、利用者様をケアしている職員を、事業者がどうケアしてあげるかというのが、すごく大事なのではないかいう部分ですね。人員の問題、ストレス、事故に対する不安など、大変な思いをされてるのではと思うので、事業者側が職員にどれだけ寄り添って支えてあげられるか、そこが本当に重要なのではないかと思っています。例えば、夜勤といったときには、数名で70人とか80人の人たちを見守るわけで、いつ何が起こるかわからないストレスは相当なものがあると思うんです。
だから、そういうところをキチッと支援してあげられるようにする。また、そうでないと利用者様の満足にも、地域社会貢献にもつながらないと思います。ですので、働いている人が「人」だという部分にこだわれるかが大事だと私は思うのです。

これからハートピアグループをどのように支えていきたいですか。

私自身は直接現場の職員さんと関わることは少ないのですが、そういった職員さんたちが仕事をしていくための職場環境の改善など、出来ることがあればご協力していきたいと思っています。
一人でも多くの方が安心してハートピアグループで働ける、やがてはハートピアグループで働けて幸せだったという声を聞けるように、そういったところで関われればいいなと思っています。
介護はストレスの大きな仕事だと思うので、そこを和らげてあげないといい仕事はできないと思うのです。人として人にこだわって支えていければ、今以上にいい方向に向かうのではないかと思いますので、そのために、できる限りのことをしていきたいと思っています。
徹底的に人にこだわって、その原点を忘れないでいたいと思います。